【GINZA・KOBE】John Derian(ジョン・デリアン)デコパージュ創作の原点とは

【GINZA・KOBE】John Derian(ジョン・デリアン)デコパージュ創作の原点とは
photo: Julia Cumes

NYを拠点に活動するデコパージュ界のスター、ジョン・デリアン。FEELSEEN開店当初から銀座と神戸の店舗、オンラインストアを通してご紹介してきたブランドです。

今回は、FEELSEENが誕生する以前にジョンから伺った、デコパージュができるまでのエピソードなどをご紹介します。



デコパージュの原点は、1983年に訪れたフリーマーケット

1983年、マサチューセッツのセーラムで開催されていたフリーマーケットの会場を散策するうちに、偶然見つけた古びた箱。その中にはくたびれた古い書籍と2枚の紙が入っていました。19世紀の年号と花の挿絵が印刷された紙をみた瞬間、深く心が引き寄せられました。

「時を経て、なぜこんなに色が鮮やかなのだろう?」
「この挿絵は、どの書物のものだったのだろうか」

それ以来、30年以上にわたり、手彩色の印刷物の類いの蒐集、そしてデコパージュの制作へと搔き立てられてきました。

 

デコパージュのオリジナルコレクション制作へ

私は、子供の頃からいつも何かを作っていました。デザイナーとしてのキャリアがスタートしたのは1983年の冬。当時作っていたかわいらしいリースが、ひょんなことから当時住んでいたアパートの不動産業者に売れたのです。これがきっかけで、近所のフラワーショップから注文が入るようになりました。

私はとても奇妙で想像力に満ちた、ファンタジックなものを作っていました。例えば、ボタンでできた木や古い地図を貼り付けた箱、紙で作ったフレーム、私が蒐集してきたアンティークの紙をコラージュしたポストカードなど。そうして、ボストンのとある特別なブティックが私の作品を取り扱いはじめました。

1988年、アーティストの友人が透明なガラスのプレートを見せて、裏側からコラージュしたモチーフを貼り付けるリバースコラージュの制法を教えてくれました。私はすぐに自分のスタジオへ戻り、古い紙をカットして、最初のデコパージュプレートを完成させました。

しかし、古いアンティークの紙は接着剤と馴染まず、その紙がもつ色合いも台無しにしてしまっていました。しばらく試作を繰り返した後、アンティークの紙を再印刷したものを使えば風合いを損なわずにガラスに接着できるのではないか?と思いついたのです。

この制作工程を見出だせたことで、たった一つしかないアンティークの紙のイメージをいくつものデコパージュにすることができ、この希少性の高い紙に新たな命をもたらすことができたのです。

 

デコパージュ制作に必要なエッセンス

私は、自然と、自然が生み出すものに最も影響を受けています。いつでも自然なものに囲まれていることが私にとって最も大切です。

作品にもお店にも、自宅にも、花や植物は不可欠です。自然は、静けさ、感性のバランス感覚を保つ助けとなります。それから、若いころによく見ていた30~40年代の映画からもインテリアやライティング、デザインについて学ぶことが多いです。

 

写真:NYの店舗「John Derian Company」の店内


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NYの店舗ではデコパージュのプレートが積み重ねてディスプレイされていて、本のページをめくるように次から次へ、ジョン・デリアンが厳選した美しいイメージとの出会いを楽しめます。

NYの本店ほどのボリュームはございませんが、FEELSEENの銀座店、神戸店にNYからたくさんのデコパージュが到着しました。ぜひお手に取ってご覧いただきたい素敵なモチーフがたくさん揃っています。オンラインストアでもご紹介していますので、遠方の方はぜひチェックしてください。

▼FEELSEEN Online store
John Derianのコレクションはこちら




ジョン・デリアンの創作、これまでの活動の原点となったアンティークの印刷物のイメージを、ジョン・デリアン自身が著者として編纂した「JOHN DERIAN PICTURE BOOK」。

お部屋で過ごす時間におすすめの1冊です。ⅠとⅡの2種類を店舗、オンラインストアで取り扱っています。

▶JOHN DERIAN PICTURE BOOKⅠ・Ⅱはこちら


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