FEELSEENでは、アスティエ・ド・ヴィラットの代名詞とも言える白い陶器のコレクション、そして、ニューヨーク在住の“デコパージュ界の王者”ジョン・デリアン、ロシニエールの素晴らしいグラン・シャレに住む高名な日本人アーティスト、節子・クロソフスカ・ド・ローラをはじめとする才能豊かなクリエイターたちとのコラボレーションによる陶器のコレクションを中心に取り揃えています。
その中から今回は、ジョン・デリアンとのコラボレーションのコレクションをご紹介いたします。
FEELSEEN銀座店 2F「蒐集家の部屋」のジョン・デリアンのデコパージュ
デコパージュとは、イタリアの古い技法で、紙を裁断してコラージュし、ガラスに糊で貼り付けて制作するトレイやオブジェです。ニューヨークのスタジオにて、ハンドメイドで制作されています。 モチーフは、ジョン・デリアンがコレクションしているアンティークやヴィンテージの図鑑、雑誌などの図柄から取り入れられています。 壁に飾ったり、アクセサリーやマネートレーとしてお使いいただけます。
JOHN DERIAN
ジョン・デリアンは、1980年代にマサチューセッツ州セーラムの蚤の市で古い本と花の挿絵が印刷された紙が入ったアンティークの箱との出会いをきっかけに、その美しい図柄や印刷の虜になり、印刷物の蒐集を始めました。
彼が好んで集めてきたものには教科書や実用書のようなものも多く、その後、デコパージュという技法で図柄を活かす方法を思いつき、ペーパーウエイト、プレート、ランプなどのオブジェを制作するアーティストとして活動しています。
photo: Julia Cumes
ジョン・デリアンは、作品に影響をもたらすものとして、自然が生み出すものに最も影響を受け、ナチュラルなものに囲まれていることを大切にしています。「私の作品にも、お店にも、私の自宅にも、花々や植物は必須なもの。自然は、静かさと、感性のバランス感覚を保つ助けとなってくれます。」と語っています。
私たちFEELSEENのコミュニティは、そんなジョン・デリアンの"植物のある暮らし"に共感しています。
アスティエ・ド・ヴィラットの白い陶器をジョン・デリアンの感性で彩る素晴らしいコラボレーション作のモチーフをご紹介いたします。
【Astier de Villatte × JOHN DERIAN】コレクションはこちらから
JOHN DERIAN Company
ニューヨークに3店舗を展開するインテリアショップのオーナーという顔ももつジョン・デリアン。
蒐集の目利きが素晴らしく、世界中で見つけた美しく個性的なアイテムやオブジェが、店内ところ狭しとディスプレイされています。以前、「常に新しいものを探し続け、お客様が常に楽しんでもらえる魔法の場のようなショップにしている」と語っていました。皆さまもニューヨークへ行かれる際にはぜひお立ち寄りください。
https://www.johnderian.com/pages/about
Astier de Villatte
白い釉薬を纏った陶器で知られる「アスティエ・ド・ヴィラット」は、家具や陶器、オブジェ、フレグランス、そして本のクリエイターであるイヴァン・ペリコリとブノワ・アスティエ・ド・ヴィラットが1996年に創業したブランド。
パリ郊外の黒い土に、真っ白な釉薬をかけたアスティエ・ド・ヴィラットの陶器は、熟練の職人たちがパリ市内のアトリエで制作する“Made in Paris”の器です。19世紀の伝統的な器に着想を得て、ボザール美術学校で学んだ彫刻技術にひねりを加えながら創り出す器は、料理や絵画を惹き立てるキャンバスのように、凛とした存在感を放っています。
次回はAstier de Villatteと日本人アーティスト、節子・クロソフスカ・ド・ローラ伯爵夫人が手がける「Setsuko」コレクションをご紹介いたします。