『暮らしが豊かになる日用品』p.30より
ファッション誌「素敵なあの人」の特別編集ムック『暮らしが豊かになる日用品』にてFEELSEENのスタッフを取材していただきました。
建築、料理、インテリアなど、様々な分野で活躍している大人の女性たちが "自信を持っておすすめできるマイスタンダードな日用品" が、キッチン、寝室、バスルームなどスポットごとに紹介されています。実際に自宅で使っている様子やおすすめのポイント、使い方のアイデアなどが詰まった1冊です。
今回取材していただいたのは、FEELSEENのマネージャーで、お店の建物全体の植物を担当している岩崎です。(掲載ページは『暮らしが豊かになる日用品』p.30~37)
出版社のご担当様よりご承諾いただき、誌面の一部をご紹介いたします。
最初の写真は、ダイニングテーブルのあるコーナーです。部屋の中、そして広いバルコニーではたくさんの植物がすくすく育っています。多肉植物やハーブ、そして家庭菜園も。風が吹いたら揺れたり、自由に面白い方向へ枝を伸ばしたりする植物が好みだそうです。
上の写真は、別の日に撮影したダイニングの様子です。植物たちは自由に葉を広げています。テーブルの上は、ヴィンテージのレース模様が美しいヴァレリー・カサドの器。
一枚一枚異なるレース模様の花びらのような陶器は、おもてなしの席にもぴったりです。
壁にはハンガーフックを付けたジョン・デリアンのデコパージュプレートが掛かっていて、グリーンのコーナーを一層引き立てています。
▶ジョン・デリアンのデコパージュ
「デコパージュ」とは、イタリアが発祥といわれている、紙を裁断してコラージュし、ガラスに糊で張り付けて制作する技法のことです。
18~19世紀の貴重な印刷物の蒐集家でもあるジョン・デリアンは、このデコパージュの技法を使って自ら蒐集した古い印刷物の美しい図柄を活かすことを思いつき、プレートやペーパーウェイトの制作を始めたそうです。
そのデコパージュの創作の原点となった貴重なイメージが収められた作品集『ジョン・デリアン ピクチャーブック』をご存知でしょうか。この1冊に300点以上の貴重な図柄が綴られています。
岩崎も自宅でこちらのピクチャーブックを活用して、気軽にアートを楽しんでいます。その様子は、雑誌の誌面でも紹介していただきました。
『暮らしが豊かになる日用品』p.35より
このように複数のイメージをセレクトして壁を飾ると、お家の一角が小さなプライベート美術館のようなスペースになります。
市販のシンプルなフレームをいくつか準備して、季節や気分に合わせて気軽に絵柄を変えて、空間をリフレッシュします。
ジョン・デリアンが蒐集している印刷物の中には、古い教科書や実用書も多いそうで、ピクチャーブックの中にも植物や花、海の生き物や動物たちのモチーフもたくさん収められています。他には古いお屋敷の室内画や調度品、美しい風景画、人物画、天体図など、バリエーション豊富です。
ページをカットするのはもったいない・・と思ってしまいますが、一度思い切ってカットしてみると、お部屋の模様替えの度にフレームの中のモチーフを選ぶ楽しみが増えます。
ぜひ試してみていただきたいです。
▶『ジョン・デリアン ピクチャーブック』の詳細はこちら
▶ジョン・デリアンのデコパージュはこちら
『暮らしが豊かになる日用品』では、岩崎が自宅で愛用しているカラフルなテーブルウエアやファブリック、長く愛用しているお茶道具やお香立てなども紹介していただきました。
ぜひ書店や宝島社オンラインストアでチェックしてみてください。
FEELSEEN PRESS