FEELSEEN KOBEはアートに溢れて今日も活き活きしています。
現在開催中の「脈打つアート展」
やまなみ工房アーティストたちをご紹介します。
<KATSU>
2014年から『やまなみ工房』に所属したKATSUさん は立体造形と絵画を主として、その時々気の向くままに同時進行で制作に取り組んでいきます。
立体作品では、ボール紙やテープを用いてロボットや戦艦、戦闘機を作り、ドアの開閉扉や可動域等、ギミックを用いて完成度を高め、細部にまでこだわり緻密に再現しています。
絵画で描くものは城や塔等、建造物が中心で、マーカーを使用し下部から交差する細かな線を上へと積み上げていきます。まるで建物が構築されてゆく様を見ているかのような描き方です。平面でありながら奥行を感じる絵は、彼独自の遠近法で計算され描かれたものです。
(FEELSEEN KOBEではKATSUさんの絵画をひきつめ、空中都市の地図に迷い込んだようなギャラリー空間を作りました。)
<鎌江一美>
鎌江さんはやまなみ工房 施設長の山下さんに想いを寄せるアーティスト。
毎日彼にラブレターを書く事を欠かさない。
粘土で制作するモチーフは全て山下さんに関係するものばかりで、彼に見てもらいたいから、その想いが創作意欲の全てです。
(まるで今にも笑い出しそうな愛と幸せとドキドキが溢れる作品が届き、FEELSEEN KOBEの守り女神のような気持ちです。)
<神山美智子>
長い時間をかけ、じっくり完成していく作品です。
5㎜四方の人物を紙一面に描いています。
(この絵を初めて見た時、ゾクゾクしました。心動かされるこの緻密さと美しさ、そして面白い!
なかなか実物が出てこないこちらの作品をギャラリーで販売できる喜び、私はドキドキが止まりません。)
<吉田陸人>
明るい笑い声に引き寄せられ、陸人さんのまわりには自然と人が集まるそうです。冗談を言ったりキレのあるツッコミを入れたり、陸人さんは、いつもその場を和やかな雰囲気にしてくれるムードメーカー。
そんな陸人さんが描く作品は『らくがき』。
模様を描いたりほっぺたやくちびるを塗ったり、まるでお化粧をしているような感覚。陸人さんの創作は、ただ自分が楽しんでいるだけではなく、まわりの人を楽しませるためのサービス精神の表れのようです。
(今回は特別にFEELSEEN KOBEの一場面にらくがきをしてもらいました。どれも動き出しそうな鼓動が聞こえるような力強さです。らくがきにより、写真がオブジェのようになり見え方が変わります。)
こんな個性豊かなアートに囲まれて、きっとFEELSEEN KOBEの夜中は作品たちが会話をしてとっても騒がしいだろうと予想します。
是非、この脈打つアートたちを見にいらしてください。
今日はこの辺で・・・もも世でした。
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自分を支え認める、共に生活する愛おしい作品に出会う
「脈打つアート展」
第一部 2022年12月1日(木)〜30日(水)
KATSU /吉田陸人/神山美智子/鎌江一美
第二部 2023年1月14日(土)〜31日(火)
山際正己/大路裕也/吉田陸人
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