【GINZA】パトリック・エヴェスク -Murmures- ささやき 2025年8月29日(金)~9月15日(月)

【GINZA】パトリック・エヴェスク   -Murmures- ささやき   2025年8月29日(金)~9月15日(月)

 

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パトリック・エヴェスク
-Murmures-ささやき


会期:2025年8月29日(金)~9月15日(月)
12:00~19:00
  場所:FEELSEEN gallery
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パトリック・エヴェスクは、幼少期に写真の世界と出会いました。
写真好きな両親の影響で、「ゆっくりと、繊細に浮かび上がるイメージ」の魅力に惹かれていきます。

 
2000年代初頭、30歳に差しかかる頃、パトリックは写真の道に本格的に踏み出します。最初のシリーズ作品『À mains nues 素手で』。この作品は、フォンテーヌブローの森にある砂岩の巨石とそれに挑む人間との親密な関係をテーマに、クライミングの世界を捉えたものです。それ以来、彼は人間と環境との深い結びつきを探究し続けています。

パトリックにとって写真とは、ひとつの言語であり、感情や思考を引き出す触媒であり、そして明確なメッセージを伝えるための手段です。―人間は自然の一部であり、自然に適応し、そこからインスピレーションを得て、敬意をもって接することで調和して生きることを学ばなければならない―


彼のすべてのプロジェクトは、その信念から生まれます。まるで彼の哲学が自然にかたちを変え、作品として現れているかのように。控えめな観察者である彼は、特に北方の地域を一人で旅する機会が多いようです。その旅は、静けさ、光、そして大自然の力に引き寄せられながら進みます。こうした野生の場所は、彼の視点を育み、彼に自然の風景と出会った顔の両方を記録させ、その視点はいつも詩的な情感を帯び、自然と人々の姿を深く捉えています。

彼の写真シリーズ『En liberté 自由に』や『Plaidoyer pour une luxueuse solitude 贅沢な孤独を讃えて』は、深い観察と関与、選んだ孤独と他者とのつながり、このあいだにおける調和の探究を表しています。これらの作品のいくつかは、今回の展示で紹介されています。

 

 

パトリック・エヴェスク
-Murmures- ささやき

会期:2025年8月29日(金)~9月15日(月)
12:00~19:00
*月曜日休廊
*最終日17:00まで

場所:FEELSEEN gallery (4F)


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