アートプロジェクト「ANIMA FORMA」

アートプロジェクト「ANIMA FORMA」

 

2023年2月10日(金)~2月26日(日)の期間中、
FEELSEEN銀座店4Fギャラリーで展示をするANIMA FORMA。

ラテン語で「塊のカタチ」という意味の「ANIMA FORMA」(アニマ・フォルマ)は、文字通りアニミズムの考えから生まれました。


ANIMA FORMAは、ウール生地の生産過程で廃棄される端材に新しい命を吹き込み、新たな毛物(獣)として蘇生させるアートプロジェクトです。

捨てられるモノへの後ろめたい気持ちを、自分なりのやり方で浄化させることは小さな一歩ですが、地球全体の浄化にきっとつながると信じています。

 

 

写真は、工場でウール生地を織り上げる同時にできる「捨て耳」と呼ばれる端材です。これが工場では廃棄物として、生地を生産する分と同じ長さの量が捨てられています。ANIMA FORMAの作品は、この「捨て耳」を原料としています。
 
また、作品に使用している素材はウールがほとんどですが、中にはアルパカやカシミヤ、キャメルといった獣毛たちも含まれています。
元々の生地は、コートやジャケットの服地やブランケットなどインテリア製品に用いられます。そのため「捨て耳」も、毎年トレンドに合わせたカラーで毎回違った色が出てくるのも面白いところです。



ANIMA FORMAのアートピースは、ラグサイズのものが多いですが、標本箱に入った小さな作品もあります。

 

標本箱入りのものは、ニードルパンチを使って完全に手作業で制作しています。

 

 

写真のように、ニードルパンチでザクザクと針を刺して繊維と繊維を手作業で丁寧に繋げていきます。

このように織物工場の片隅にある端材の山に一つ一つ生命を吹き込むアートプロジェクト「ANIMA FORMA」の作品をFEELSEEN 4Fギャラリーでご覧頂けるのは、2月10日(木)~2月26日(日)の期間のみになります。

この機会に是非、ご来店下さいませ。

 

 

村松恵

1983年東京生まれ。多摩美術大学大学生産デザイン学テキスタイルデザイン専攻卒。株式会社良品計画の生活雑貨部企画デザイン室を経て独立。2021年、布地の生産過程において廃棄される端材を一点モノの毛物(獣)として蘇らせるアートプロジェクト「ANIMA FORMA」を始動。

 

 

__________________________________________________ 


『ANIMA FORMA×FEELSEEN』

会期:2023年2月10日(金)〜2月26日(日)

場所:FEELSEEN GINZA 4Fギャラリー

12:00〜19:00

会期中、月曜のみギャラリーは休廊

 

 会期中、一部の商品はオンラインストアでもご覧いただけます。

気になるアイテムがございましたら、お気軽に店舗までお問合せ下さいませ。

  

ブログに戻る